水あわせ | まずレッドビーシュリンプを買ってきたらいきなり水槽にはいれず、『水あわせ』という作業をします。 @買ってきた袋を開けずにそのまま30分〜1時間水槽に浮かべて、袋の温度と水槽の温度の差を無くしていきます。 A袋からレッドビーシュリンプをプラケースなどに出し、レッドビーシュリンプを入れる水槽の水を点滴という方法で 水あわせをしていきます。 (私は大体1滴/1秒以上時間をかけて点滴し、買ってきた水を水槽の水で3倍〜5倍に薄めます) B買ってきた袋の水の中には害虫や巻貝などがいる可能性があるので、レッドビーを掬って水槽に移します。 |
水温と水質 | 水温は20℃〜28℃は生きております。低温には強いんですが、高温には弱く夏場など30℃を越えると死にます。 適正温度としては24℃〜25℃をお勧めします。 水質はPHが6〜7くらい、GH(硬度)はあまり高くないほうがいいとは言われています。うちではGHは3です。 また、NH3(アンモニア)とNO2(亜硝酸)にも弱いのでなるべく0を目指してください。 NO3(硝酸塩)は30くらいがいいかなと思います。(水草の栄養になる為) ☆とにかく水質には敏感です。あまり急激な変化をさせないことが第一になると思います。 |
エサ | 基本的に雑食性なのでなんでも食べます。 水槽の中にいるバクテリア、ほうれん草(自家栽培の物、売っている物は『無農薬』と書いてあっても微量の農薬がある場合がある)、 人工飼料などなど。 エサの上げ方も人それぞれで、毎日あげる方もいれば、週に2回くらいの人もいる。あげない方もいます。 エサの食いつきによってバランスを取りましょう。エサを残すと水を汚す原因になりますので、残っていた場合は、 1時間くらいで取り除きましょう。(私は取り除いていませんけど・・・) |
照明 | 1日6時間〜10時間までですね。理想は8時間です。 8時間くらいが飼育、繁殖に適していると言われています。ご自身のライフスタイルに合わせて決めてください。 ただし、点灯時間が長いとコケの発生の原因になりますので注意してください。 長くてもレッドビーシュリンプ自身に影響は無いと言われています。 |
水草 | レッドビーシュリンプに限らず、エビ類は酸欠に弱く、CO2の添加は難しいところがあります。(慣れてくると問題ありません) ですので、最初はCO2が無くても育つ『ウィローモス』、『ミクロソリウム』などを流木に活着させておくのが一般的です。 『ウィローモス』は特にお勧めで、細かいモスの間にバクテリアなどのエサが繁殖し、また新芽が緊急のエサになりますし、 稚エビが産まれた場合や、抱卵個体(卵を抱える母親)が隠れる場所になるのでせび入れておくことをお勧めします。 |
他の魚や生き物 | 基本的に他の魚との混泳は不可です。まず親が食べられます。親が食べられないであろうオトシンクルスなどを コケ対策に入れておくと、今度は産まれた稚エビが食べられますので、繁殖を狙う場合は無理とお考え下さい。 また、コケ対策にはレッドラムズホーン、石巻貝などの貝類ですと安心して一緒に飼う事はできます。 さらに貝類は水質に敏感で、水質が悪いと貝達も元気がなくなるので、水質悪化の目安になるのもポイントですね。 |
水換え | レッドビーシュリンプは大変水を汚します。足し水のみで飼育している方もいらっしゃいますし、水換えをしているかたもいます。 どちらが正しいのか、まだはっきりしていませんが水草が多ければ、NH3→NO2→NO3→水草が吸収という連鎖が 起こりますが、生体数が多いとそれが間に合わず、死んでしまいますので慣れるまでは定期的な水換えをお勧めします。 最低でも週に1回5分の1程度をカルキをしっかり抜いた水を点滴であわせるのがベストです。 |
添加剤 | 基本的には何も入れないのがいいらしいです。ちゃんと水を作り、バクテリアを繁殖させた水が一番ですね。 しかし私は3つくらいの添加剤を入れております。 どうしてもうまくいかない場合は入れてみるのもありかもしれませんね。 入れて失敗しても責任は取れませんが、私が入れている添加剤を一応紹介しておきます。 ○バイオカルチャー2000(これは週に1回規定量入れています。バクテリアですね。NH3とNO2を分解するバクテリアです) ○アクアミネラルサプリメント78(これも週に1回規定長を添加。ミネラル添加剤です。繁殖促進効果もあるらしいです) ○シュリンプバクター(バクテリアを活性化するものです。稚エビの生存率もあがるらしいです) ○微生物の素(こちらは有名です。私が説明するより調べてもらえれば一発で詳しいことがわかります) |